A.ご回答内容
■介護保険制度とは、平成12年4月に創設された制度で、40歳以上の方が被保険者(加入者)となって保険料を負担し、介護や支援が必要と認定されたときに、費用の1割~3割を支払って介護サービスを利用するしくみです。
市町村が保険者となって、制度の運営や要介護認定、サービスの確保・基盤の整備などを行い、また、指定を受けた社会福祉法人や医療機関、株式会社などがサービス提供事業者となって、在宅サービスや施設サービスを提供します。
制度運営の基となる事業計画は3年ごとに見直され、高齢者人口や介護サービス量等の見込みに基づき、保険料を改定しています。
1)制度創設の背景
高齢者の方の介護は、これまで家族の努力に頼ることが多く、そのほとんどは女性の手によって担われてきました。
しかし、高齢者の増加とともに介護を必要とする人がますます増え、介護する期間の長期化や介護者自身の高齢化などにより、家族だけで介護をすることが困難な状況になりました。
このように、介護の問題は老後の最大の不安要因となっており、介護が必要な方を社会全体で支えるしくみとして、介護保険制度が創設されました。
2)制度の特徴
この制度は、多様化する介護ニーズに対応し、保健・医療・福祉のサービスを総合的に提供するとともに、介護を必要とする方が、自ら介護サービス事業者を選択できる利用者本位のしくみとなっています。
制度を将来にわたって持続可能なものとし、明るく活力ある超高齢社会を実現するため、「介護予防」への取組みを重視するとともに、たとえ介護が必要となっても、住み慣れた地域で安心して暮らせるシステムの確立を目指します。
<お問い合わせ先>
・担当課:【介護保険課】
・連絡先:介護保険課
(086-426-3343)
児島保健福祉センター 国保介護課
(086-473-1114)
玉島保健福祉センター 国保介護課
(086-522-8185)
水島保健福祉センター 国保介護課
(086-446-1123)
玉島保健福祉センター 真備保健福祉課 国保介護係
(086-698-5112)
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